第6話

「考怖図書館」

「考怖図書館」は…

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恐世「一冊目の答えも解いたことですし、改めて考怖図書館のことを説明しましょう。」

恐世「そもそも、「考怖図書館」という図書館は、存在しないんです。」

あなた「存在しない…?」

恐世「はい。」

恐世「決められた時間、図書館の入り口が、ここへ通じるゲートになります。」

恐世「いわば「別世界」ですね。」

恐世「あっちの世界での常識が通じないこともあります。例えば、気温。」

恐世「気温は高くも低くもないため、エアコンはありません。」

恐世「あっちの世界との時間の進み具合も異なります。」

あなた「そこにある本のページが、ひとりでに捲れたのは…?」

恐世の背後にある、あの本を指差した。

恐世「あの本の中にいる読者さんが、物語を読み進めたからですね。」

恐世「…さて、元の世界に戻る方法は1つだけです。」

恐世「その方法は、「考怖図書館にある本を5冊読み、物語に隠された真実を解き明かすこと」。」

恐世「……「意味がわかると怖い話」に近いですかね。」

恐世「本の主人公視点で物語を感じてもらい、物語が終わってから、私が答えを聞きに向かいます。」

あなた「もし、物語の意味がわからないままだったら…?」

恐世「そのときは、私がヒントを与えます。」

恐世「また、真実を知るまで、考怖図書館に戻ることはできません。」

恐世「…と、言えることはこれくらいですかね。」

恐世「それでは、次の本の結末後にて、お会いしましょう。」

……行ってしまった。

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